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2018.06.06

なぜ、人間は虫歯になるのか?

先日、NHKの番組「ちこちゃんは知っている」で「なぜ人間は虫歯になるのか」という内容が挙げられていました。野生動物は、虫歯にならないのに、なぜ人間は虫歯になるのか。。。

野生動物は歯磨きをしません。しかし、虫歯になることはありません。人間の中でも、自然の食べ物をあまり調理せずに、そのまま食べている種族は、歯磨きをしなくても、ほとんど虫歯がありません。そのような事実からも分かる通り、人間は、本来動物と同じように、歯磨きをしなくてもあまり虫歯になることはありませんでした。しかし、文明が進歩すると共に、虫歯になる人間が増えて来ました。その原因は、食べ物にあるといっても過言ではありません。それは、食材に火を通して軟らかくして食べることが主流になっただけでなく、砂糖などの精製・加工された食品を摂取するようになったため、食べ物のカスが歯に残りやすくなったからです。そのため、現代人は、食後の歯磨きは必要不可欠になりました。

さすが、ちこちゃん、なんでも知ってるなーと思いました。ぼーっと生きてるんじゃねーよ!!(笑)

2018.05.21

お薬手帳の提示を

高齢者の方は、高い割合で服薬をされておるケースが多いように思います。特に喘息、アレルギー、心疾患、高血圧、高脂血症、糖尿病、骨粗鬆症などのお薬を服薬されている患者さんは、歯科治療の介入前に、必ずお薬手帳の提示をお願い致します。場合によっては歯科治療が困難なケースもございますのでよろしくお願いします。

2018.04.18

一次救命

年末からブログをする時間もなくなっていました。病ひとつしたことのない父親が心筋梗塞で倒れ、入院介護の毎日を過ごしていおりまして。たまたま、私が居合わせていたところで父が倒れ、心肺停止、必死に一次救急救命、なんとか一命をとりとめたことは本当に良かったです。その後も、家族一丸となり、介護し、退院はしたものの、現在、父はやつれ、元気を失い、すべてにやる気をなくしておる状況です。今後もメンタルケアが必要なようです。あらためて、家族の大切さを知る機会となりましたし、一次救急救命の大切さを知ったわけです。今回は、一次救急救命のアルゴリズムを紹介します。

1.大声で意識と呼吸の確認
2.人を集めて、119番に連絡とAEDを持ってくる
3.気道確保
4.呼吸確認
5.衣類を除去し、1分間に、胸骨圧迫30回+人工呼吸2回を繰り返す
6.AEDの電極パットを直接皮膚に貼る
7.除細動が必要な場合、患者に誰も触れていないことを確認
8.安全確認御、ショックボタンを押す
9.パットをつけたまま、胸骨圧迫再開
10.2分後、再度除細動が必要かどうか確認
11.意識が戻ったら、横にして楽な姿勢で救急車を待つ

2017.12.11

治療説明

よく、患者さんに「治療方法は、先生にお任せします。」「保険治療でお願いします。」と言われることがあります。それは、それで患者さんの口腔内への価値観の問題なのでよいのですが、治療法は聞いていただいた方が良いと思います。たとえば、歯を1本失ったケースでは、治療法は幾つあるでしょうか?数えてみると、最低でも20とおりあります。自費、保険を問わず、治療方法、口腔内環境、形態、マテリアル(材料)・・・数えれば選択肢はいっぱいあるのです。ご自身のどの治療が向いているのか、どうぞ、ご興味を持って聞いてみてください。相談してみてください。きっと、ご自身にあった良い方法が見つかりますよ。

2017.11.09

平成29年9月~平成30年10月まで、毎月第二土曜日は休診します。

5年間待ち続けた、セミナーの順番がようやく私にも回ってきました。もちろん、歯科のセミナーです。第二土曜日、日曜日の毎月2日間、みっちり学び、技術習得し、患者さんに提供したい気持ちでいっぱいです。そのため、第二土曜日は休診とします。患者さんには大変ご迷惑をおかけしますご了承のほどよろしくお願いします。

患者さんに必ずこのセミナーで学んだことは、還元いたしますのでこうご期待!

2017.10.13

いつもすみません

最近、患者さんになかなか予約が取れないと苦情がくるようになりました。とほほ。

ご愛顧いただき、ありがたい話なのですが、これではいけないと、スタッフと話し合いを設け工夫はしておるのですが

なかなかうまくいかないことがあります。本当にご迷惑をおかけし申し訳なく思っております。

また、特に秋季は学会や研修会が多く土曜日も休診することがあります。

医療人である以上は学会、研修会参加は避けられません。

患者さんに一つお願いがあるとすれば、突然ご来院されるのではなく、1本電話をいただければ、お待ちさせることなく対応させていただきますので、ご協力いただければと思います。すみません。

2017.09.14

当医院における自費治療

自費治療というとなんだか、高いなとか、お金儲けの為やないのとか、歯科の自費治療は患者さんにとってあまりイメージが良くないのものです。自費はなにも高い材料で補綴することだったり、インプラントや矯正することだけではないです。もちろん、保険治療ではできない、より審美的な回復には当然、自費は必要ですが、実は、歯科の保険治療では口腔機能を改善できないことがあります。口腔機能回復や長期安定を考えた時に、自費が必要なことがあります。当然、極力保険治療でなんとか治したい気持ちはあります。しかし、歯列不正や咬合崩壊が進み、そこに顎関節症や開口障害、肩こり、偏頭痛など不定愁訴がからむとどうしても保険治療では難しくなります。こういった不定愁訴のある咬合などの治療には、自費治療をからめて治していくことをおすすめします。

保険治療で最低限の治療を行うか、根本的な原因を見据え、より快適で、QOL(生活の質)向上や長期安定を求めるための自費治療を行うか、患者さんも十分に興味を持って考えていただけたらと感じます。

2017.07.08

飲食店も口腔ケアが大事だ件。 

某寿司屋さんの先日の出来事。そこのすし職人は全員、口腔ケアを受けに毎月、歯科医院に行かせてると大将はいう。すしネタも鮮度が大事だが、すし職人も常に口腔内の鮮度は大事と。口腔内が汚れていたら味覚が鈍り、違和感を感じる。良い食材を準備し、いい味をお客さんに提供することは私の責務だと。飲食店を経営する以上は、口腔ケアを怠ると、良いものをお客さんに届けられない。味覚が落ちるとせっかくの良いネタを味付けでダメにすることもある。寿司屋も、ケーキ屋も、パン屋も、やきとり屋などなども、食べるものを提供するなら、口腔内のケアをさぼるなと言われていた。ほう、さすがプロ意識が高いなーと。もちろん、そこの寿司は最高。そんな高こうないし、腹いっぱいになったという話です。

 

2017.07.04

降圧剤服用で歯肉が腫れる

何年も高血圧で降圧剤(カルシウム拮抗薬)を服用している方の一部に、副作用による薬物性の歯肉増殖がみられることがあります。当院でも以前から、画像のような方をよくみます。

2017.05.15

咀嚼筋と体のつながり

子供の頃、「1口30回噛めよ」と指導されたのを今でも思い出します。柔らかい食品ばかりがもてはやされている今日、多くの人は1口30回モグモグできるのかな~と。いや、できないなと。よく咀嚼し、顎を鍛える、咀嚼筋を鍛えることは大切です。歯並びにもつながりますし。整体的な観点でみても、咀嚼筋がしっかりしていないと股関節、膝関節がぐらつき、力が発揮できないということもあるとききます。咀嚼筋は、私たちが持つ骨格筋のなかで司令塔のようなもの。たとえば、火事場の馬鹿力のような、大きな力を発揮するとき、歯をグッと食いしばって全身に力を伝えようとします。底力を出すときは、ほぼ、最初に咀嚼筋を収縮し働かせてから体の力を精一杯働かそうとするのが自然です。日々の活力や根気、やる気のためにも、食物をしっかり噛んで咀嚼筋を鍛えておくことは大切なことだと思います。そのためには、虫歯、歯周病もしっかり治し、義歯を入れて、咬み合わせを安定させる事も当然、大切になってきますね。

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