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2017.05.15

咀嚼筋と体のつながり

子供の頃、「1口30回噛めよ」と指導されたのを今でも思い出します。柔らかい食品ばかりがもてはやされている今日、多くの人は1口30回モグモグできるのかな~と。いや、できないなと。よく咀嚼し、顎を鍛える、咀嚼筋を鍛えることは大切です。歯並びにもつながりますし。整体的な観点でみても、咀嚼筋がしっかりしていないと股関節、膝関節がぐらつき、力が発揮できないということもあるとききます。咀嚼筋は、私たちが持つ骨格筋のなかで司令塔のようなもの。たとえば、火事場の馬鹿力のような、大きな力を発揮するとき、歯をグッと食いしばって全身に力を伝えようとします。底力を出すときは、ほぼ、最初に咀嚼筋を収縮し働かせてから体の力を精一杯働かそうとするのが自然です。日々の活力や根気、やる気のためにも、食物をしっかり噛んで咀嚼筋を鍛えておくことは大切なことだと思います。そのためには、虫歯、歯周病もしっかり治し、義歯を入れて、咬み合わせを安定させる事も当然、大切になってきますね。

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